* デバッグモニターについて -(by [[K]], 2013.06.30) ** (0) はじめに -rev2にも簡易デバッガがつきました。rev1のころよりも強力です。 -osecpu114d以降で試してみてください。 ** (1) 簡易デバッガの起動方法 -まず普通にアプリを起動しても、「おや?動作が怪しいな?」と感じたらいつでもデバッガを起動できます。 -普通にアプリを起動しても、「おや?動作が怪しいな?」と感じたらいつでもデバッガを起動できます。 --Ctrl+Alt+D を押してください。 -また、以下のようにすれば、最初からデバッガを起動できます。 prompt>osecpu -d app.ose --これを使えば、コードの最初のほうをデバッグしたいのだけど、どうしても Ctrl+Alt+D の入力が間に合わない!とかいう問題を回避できます(笑)。 ** (2) 代表的なコマンド --(ここに書いていないコマンドもあるかもしれません) dbg>q dbg>quit --どちらもosecpuそのものの終了を意味します。 dbg>p R00 --R00レジスタの値を確認できます。bit値も分かります。同様にR01~R3Bも確認できます。 --PxxやFxxレジスタもこのpコマンドで表示できるようにする予定ですが、まだ実装できていません。 dbg>c --アプリの実行を再開します。ブレークポイント条件を満たした場合は、そこでまたデバッガが自動起動します。 dbg>s --ステップ実行です。1命令ずつ実行できます。 dbg>b DR0=12 --ブレークポイント設定です。この例の場合は、実行がソースコードの12行目に差しかかったらブレークポイントが発動します。もちろん他の行番号でもできます。 dbg>b op=0x14 --ブレークポイント設定です。この例の場合は、ADD命令を実行する直前にブレークポイントが発動します。もちろん他の命令でもできます。 dbg>b R00=34 --ブレークポイント設定です。この例の場合は、R00の値が34になったらブレークポイントが発動します。もちろんR01~R3Bに対してもできますし、他の値でも平気です。 dbg>delete --設定されたブレークポイントをすべてクリアします。 dbg>watch0=R02 --R02をウォッチ[0]に設定します。 dbg>watchs=1 --ウォッチを1件表示するようになります。 --ウォッチを設定すると、pコマンドを使わなくても値が見れるようになるので便利です。 ** (3) 特徴 -デバッガに入ると、DR0の値が表示されるので、今ソースコードの何行目を実行中なのかをすぐに確認できます。 * こめんと欄 #comment