なお、プログラム中で一度でもsleepを使うと、「お、このプログラムはちゃんと自分で時間管理をしているんだな」とosecpuに判断され、末尾の junkApi_sleep(0, -1); の自動実行機能が無効化されます。この無効化が何を意味するかですが、いきなり終了してウィンドウを閉じられてしまうのです。これじゃあせっかく描いた絵もよく見えません。ということで、sleepを使うプログラムでは、もし絵を描いた後に勝手に終了してほしくないのなら、手動で junkApi_sleep(0, -1); を末尾につけておいてください。
#include "osecpu_ask.h"
int32s xsiz:R00, ysiz:R01, x0:R02, y0:R03, col:R04, i:R05;
// ゆっくりじわじわと描画されます.
for (i = 0; i != 128; i++) {
xsiz = ysiz = (144 - i) * 2;
x0 = (320 - 144) + i;
y0 = (240 - 144) + i;
col = i * 0x020201;
junkApi_fillOval(0, xsiz, ysiz, x0, y0, col);
junkApi_sleep(0, 100);
}
junkApi_sleep(0, -1); // これがないと描き終わった瞬間にウィンドウを閉じられてしまう.