printfの%d的なAPIについて
(0) はじめに
- OSECPUはpage0040で、もはや病的なほどにサイズにこだわっているのに、しかしまだprintfの%dみたいなものがなく、page0044の(4)ではputDecなどという関数まで作っています。
- しかし数字の表示なんて実に典型的でありふれた処理です。こんなに使用頻度の高いものをAPIとして提供しないのはなぜでしょう。それはpage0040の考え方とは矛盾しているのではないでしょうか?
(1) Kは10進数が嫌い
- 実は僕は10進数が嫌いです。こんな進数は人間の指がたまたま10本だったからで、それにはさしたる必然性がないのです。今、社会で10進数が標準的に使われているのは、単に歴史的経緯によってそうしているだけです。QWERTYキーボードと同じです。
- こんなくだらないものはいつか廃(すた)れると思います。だからそんなものをAPIに入れたくはありません。まあいつかといっても1000年後くらいになるかもしれないですが・・・。
- 僕は2進数や4進数や16進数が好きです。これらの進数には必然性があります。特に16進数はもっとも便利な進数だと信じています。
- こういう妙なこだわりがあるので、なかなか%d的なものをAPIに入れることができませんでした。
(2) 言い訳でしかない
- しかしこれは実は言い訳でしかありません。というのは、上記論法によれば%dがない理由は説明できますが、OSECPUには%x的なものもないからです。