アクセス権問題について
前提
- OSECPUのアプリは、持っているポインタ以外のところにはアクセスできない。
- システムコールをするとしても、システムは受け取った引数以外のところはアクセスできない。
- これを乗り越えるには、システムコールハンドラをOSECPUでは書かないか、もしくはシステムコールハンドラを書くために特権的な命令を作るしかない。
- しかしこのどちらの方法も受け入れがたい。システムコールハンドラをOSECPUで書けないということは、OSECPUでは書けないコードがあるということを意味して、それはつまり不完全なことの証ではないかと思う。それにOSECPUで書けないとなれば、機種依存するということにもなり、移植の妨げになる。
- 特権命令を作るとなれば、また特権を与えるかどうかの判定基準が必要になり、その権限を巡って攻撃者との攻防をすることになる。それも気に入らない。そういうモデルから脱したいのだ。
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