ELCHNOS
もともとはCHNOSProjectのために構想していた(Elements Language for CHNOSProjectの略)。
その言語仕様を利用して、OSECPUのためのコンパイラならすぐに作れそうなので、作ってみた、C言語風の言語。
現在の状況
できること
- app0023相当のコードをコンパイル、実行できる。
- 定数式の計算
- インライン関数展開
- 変数のレジスタ割り付け
- バックエンドバイナリを生成し、保存できる。
できないこと
- 文法上のいろいろ(まだ全然完成していない)
- レジスタに割り付けられない変数の処理(spill処理)
- レジスタ退避を伴う関数呼び出し
- ソースファイル分割
- プリプロセッサ(#define等)
- 文字列処理
どんな言語?
- ASKAよりもうすこしC言語っぽい…と思う。
- ちなみに一行目のUUIDは、コンパイラを起動させるためのコードなので必要だったりする
- 2013-10-25現在、まだ演算子は以下のソースに出ている分しか実装されていない。
#17ddde48-7d4c-498f-98d8-3e73f8845028
unsigned char table[32] = {
196, 100, 187, 61, 164, 29, 129, 9,
90, 5, 53, 17, 23, 44, 7, 81,
7, 119, 23, 156, 53, 183, 90, 195,
129, 191, 164, 171, 187, 139, 196, 100,
};
procedure inline drawLine(int mode, x0, y0, x1, y1, col){
@asm OSECPU
REMARK 05 0100000003;
R30 = 0xff45;
R31 = mode;
R32 = x0;
R33 = y0;
R34 = x1;
R35 = y1;
R36 = col;
CALL P28;
REMARK 01 00;
@end
}
procedure main()
{
int x0, y0, x1, y1, col, i, j;
unsigned char *p, *q;
p = table;
for (i = 0; i != 15; i++) {
x0 = *p;
p++;
y0 = *p;
p++;
q = table;
for (j = -8; j != 8; j++) {
x1 = *q;
q++;
y1 = *q;
q++;
col = i - j;
if (col <= 0){
col = 1 - col;
}
if (col <= 7) {
drawLine(1 + 4, x0, y0, x1, y1, col);
}
}
}
}
コンパイルのしかた
HTML5, FileAPI対応のブラウザを利用する必要があります。
ローカルでコンパイル
- リンク先からAI004のファイルを一通り落とす。
- index.htmlを起動
- 下の方のInputのボックス内に、ソースファイルをドラッグ&ドロップする。
- エラーなく終了した場合は、ダウンロードリンクがDownloadsに表示されるので、そのリンクを右クリックして、名前(xxx.ose)をつけて保存する。
- お好きな実行環境で実行する
コメント、不具合報告などがあればどうぞ…
- hikarupspさんすごい! -- K 2013-10-25 (金) 22:06:59
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